研究課題/領域番号 |
20406023
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
松岡 裕之 自治医科大学, 医学部, 教授 (10173816)
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研究分担者 |
平井 誠 群馬大学, 医学部, 講師 (50326849)
佐野 元市郎 自治医科大学, 医学部, 助教 (30383730)
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連携研究者 |
川本 文彦 大分大学, 医学部, 教授 (40115556)
松田 肇 獨協医科大学, 医学部, 名誉教授 (30114648)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2010年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2009年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2008年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | グルコース6リン酸脱水素酵素 / 先天性代謝異常症 / 溶血発作マラリア / プリマキン / 感染蚊対策 / 分子疫学 / グルコニス6リン酸脱水素酵素 / マラリア / 人類遺伝学 / 溶血性貧血 / 新生児黄疸 / 東南アジア / シエラレオネ |
研究概要 |
マラリア流行地域において、マラリアの迅速診断方法(アクリジンオレンジ法)を導入すると同時に、グルコース6リン酸脱水素酵素(glucose-6-phosphate dehydrogenase)欠損症を迅速・簡便な方法(WST-8法)で検出した。ともに日本人により開発された方法で、電気や水道のない地域において、ふたつの検査法(マラリアの診断とG6PD活性検査)が実施できることを示した。このことでG6PD 活性正常のマラリア患者の治療に、プリマキンを使用できるようになった。プリマキンはマラリア原虫の生殖母体を刹滅するので、蚊へのマラリア伝播を断つことが出来る。またG6PD欠損者の人口あたりの比率を国・地域・民族別に比較した。さらにその変異部位を遺伝子レベルで解明することにより、民族の起源考証に役立つ資料を提供した。
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