研究課題/領域番号 |
20500587
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 神戸学院大学 |
研究代表者 |
岡本 正志 神戸学院大学, 薬学部, 教授 (80194398)
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研究分担者 |
奥野 正顕 神戸学院大学, 薬学部, 助教 (40359790)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | コエンザイムQ / ユビキノン / 有酸素運動 / 酸素ラジカル / 疲労 / コエンザイムQ10 / ユビキノール / 運動性疲労 / 酸化ストレス / 抗酸化作用 / エネルギー代謝 |
研究概要 |
ラット強制水泳時のコエンザイムQ10(CoQ10)レドックスサイクルの変化とCoQ10の疲労軽減効果について検討した。4週間CoQ10を経口投与したラットでは、コントロール群に比べて水泳負荷にともなう血清乳酸量やLDH遊離量は低値を示したが、さらに水泳持続時間の延長と還元型CoQ10量の減少が確認された。しかしながら、総(酸化型と還元型の総和)CoQ10量には変化が認められなかった。また、その際にはラット肝細胞質のNADPH-CoQ還元酵素活性がコントロール群に比べて有意に上昇していた。 以上の結果は、CoQ10が運動性疲労を軽減できる可能性を示唆し、その作用機構にはNADPH-CoQ還元酵素を中心としたCoQ10レドックスサイクルが重要な役割を担っていることを認めた。
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