研究課題/領域番号 |
20500638
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 聖マリア学院大学 |
研究代表者 |
西地 令子 聖マリア学院大学, 看護学部, 講師 (30413636)
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研究分担者 |
熊谷 秋三 九州大学, 健康科学センター, 教授 (80145193)
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研究協力者 |
鷲尾 昌一 聖マリア学院大学, 看護学部, 教授 (70347160)
野藤 悠 財団法人循環器研究振興財団リサーチ, レジデント
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | メンタルヘルス / 脳由来神経栄養因子 / メタボリックシンドローム / 職業ストレス / 精神的健康 |
研究概要 |
今回の研究において、睡眠障害とメタボリックシンドローム因子(MetS因子)との間に正の関連性が認められた。ベースラインでは、睡眠障害とMetS因子数とは双方において約2倍の保有リスクが観察された。さらに、2年間のフォローアップにおいて、MetS因子を2つ以上保有者は1つ以下の保有者と比較して、睡眠障害発症のリスクが約2.5倍であった。一方、睡眠障害はMetS因子の発症リスクとはならなかった。 また、血清BDNFレベルは、女性が男性よりも有意に低くかった。さらに、身体活動と血清BDNFとの関連性においても、男性においては血清BDNFレベルと身体活動との間に正の関連性が認められたが、女性においては観察されなかった。一方、女性において睡眠障害におけるPSQI得点との有意な負の相関関係が認められ、女性における睡眠障害保有者は非保有者に比較して血清BDNFが有意に低かった。しかし、男性においてはその差は認められなかった。 本研究結果において、MetSは睡眠障害のリスクとなる可能性を示した。さらに、睡眠障害とMetSの有病率には性差があることに、BDNFのメカニズムにおける役割があることも示唆された。
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