研究課題/領域番号 |
20510243
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所 |
研究代表者 |
藤田 麻衣 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センター東南アジアII研究グループ, 研究グループ長代理 (50450507)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ベトナム / 中国 / 日本 / 二輪車産業 / 部品取引 / 産業組織 / 地場企業 / 能力形成 / 部品取引関係 / 部品企業 / 能力 |
研究概要 |
本研究は、日本型と中国型という異なる産業組織モデルが移植され、競争的適応を遂げたベトナム二輪車産業を事例として、部品取引関係の変容が地場部品サプライヤーの成長に及ぼした影響を明らかにしようとする試みである。企業レベルの詳細な調査に基づき、部品取引関係の変容は地場部品サプライヤーに対し新たな参入機会を創出したが、サプライヤーが新たな取引機会を通じて自らの能力形成ひいては企業成長を達成し得たか否かは、サプライヤーの学習への投資によって説明されることが明らかにされた。本研究の成果は、日本と中国の産業組織モデルの他の途上国への移転可能性、および、地場企業の能力形成メカニズムにかかわる研究の系譜に新たな視点を提供するものである。
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