研究課題/領域番号 |
20520242
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 拓殖大学 |
研究代表者 |
大森 裕二 拓殖大学, 工学部, 准教授 (40384698)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2010年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | Eugene O'Neill / アメリカ演劇 / Eugene O' Neill |
研究概要 |
ユージーン・オニールの演劇作品に頻出する「母」の主題は、従来自伝的に理解されることが多かったが、実のところそれは、西洋近代の父権文化の中で貶められてきた「母なるもの」復権の主題と分かちがたく結びついている。そのことを代表作『夜への長い旅路』において具体的に検証した論考を発表した。また、『夜への長い旅路』と並ぶオニールの大作『氷屋来たる』においては、「母」なる存在の庇護のない環境に育った主人公ヒッキーの妻殺しの物語を、現代の悲喜劇として簡潔に論じたエッセイを発表した。
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