研究課題/領域番号 |
20520280
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
桑原 聡 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (10168346)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | イギリス風景式庭園 / 人工庭園 / ノヴァーリス / シェアバルト / 芸術の象徴としての庭園 / ユートピアのアレゴリーとしての庭園 / 自然 / 神秘主義 / ノヴァーリヌ / ゲオルゲ / ユートピアの象徴としての庭園 / 庭園 / アイヒェンドルフ / ホーフマンスタール / ロココ庭園 / 時の構造 / 天球の音楽 |
研究概要 |
ノヴァーリスからパウル・シェアバルトに至るドイツ近代文学における庭園モチーフにおいては自然と人工の対立が問題になることはよく知られている。一般にドイツ・ロマン派に始まる人工庭園の系譜(たとえばE.T.A.ホフマン)は、芸術の象徴としてS.ゲオルゲに極まると関連研究は指摘している。しかし、本研究は、ドイツ近代文学における人工庭園のモチーフには二種類あり、一つは芸術の象徴としての庭園であり、もう一つがユートピア(=楽園)としての人工庭園の系譜であることを解明した。後者がノヴァーリスからシェアバルトに至る系譜であり、その指標が「光」にあることを明らかにした。
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