研究課題
基盤研究(C)
本研究は、営業・教育・医療・IT・知的財産といった分野のプロフェッショナルおよびプロフェッショナル組織を対象に、「経験学習」「職場学習」「組織学習」という3つの視点から学習プロセスを明らかにすることを目的としている。分析の結果、次のような点が明らかになった。個人の経験学習に関しては、(1)組織に加入してから6年~10年目の期間における経験が業績を高める上で重要な役割を果たすこと、(2)そうした経験が業績と結びつくためには、目標達成の信念と顧客志向の信念をともに高めなければならないこと、(3)職種が異なると経験学習のパターンも異なることが示された。職場学習に関しては、(1)職場の学習を高めるミドルマネジャーのリーダーシップの中核は、メンバーの内省的実践を促す活動であること、(2)そうした活動を促すのが個人や職場の目標明確化とロールモデリングの推進であることが明らかになった。組織学習に関しては、(1)知識の共有が個人学習を阻害する危険性があること、(2)それを回避するためには、他者の知識をカスタマイズすることが重要であること、(3)自由なコミュニケーションが可能でありミッションを共有する実践コミュニティが知識創造にとって重要になること、(4)マネジャーの連携型リーダーシップが組織学習を促すことが明らかになった。
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