研究課題/領域番号 |
20530604
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 健康科学大学 |
研究代表者 |
中川 佳子 健康科学大学, 健康科学部, 准教授 (50389821)
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研究分担者 |
小山 高正 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (20143703)
武居 渡 金沢大学, 学校教育系, 准教授 (70322112)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 生涯発達 / 言語発達 / 文法発達 / 聴覚障害 / 高齢者 / 発達障害 / 言語発達検査 / 認知症スクリーニング |
研究概要 |
本研究の目的は、幼児や児童、高齢者を対象に日本語文法理解力を評価するJ.COSS日本語理解テストを、心理・教育・医療・福祉などさまざまな領域で活用できる汎用性あるテストとするために3種類の下位テストを開発することである。(1)言語に問題を抱える障害児・者への教育支援としてJ.COSS日本語理解テストに含まれる数項目に対して評価と支援を一体化したテストを開発するために、発達障害児や高齢者において、理解に困難が示された否定文・授受関係・助詞関連項目に対して、理解促進のための支援課題を実施し、改善が認められた。(2)聴覚理解に問題のある障害児・者に適用可能なJ.COSS日本語文法理解テスト視覚版を開発するために、健聴な児童を対象に書記日本語理解の発達過程を調査しJ.COSS日本語理解テスト視覚版を開発した。また、この発達過程を指標として、聴覚障害児の書記日本語理解の特異性を検討した。(3)幼児や児童、障害児・者の言語発達水準や高齢者の文法理解力のスクリーニングテストとしてJ.COSS日本語理解テスト簡易版を開発するために、現在、2歳以上の未就学児を対象に言語発達の基盤を調査し、簡易版調査を実施中である。
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