研究課題/領域番号 |
20530631
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
有村 達之 九州大学, 医学研究院, 心身医学 (80264000)
|
研究分担者 |
細井 昌子 九州大学病院, 心療内科, 助教(診療講師) (80380400)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 慢性疼痛 / 質問紙調査 / 失感情症 / 対処 / PDAS / CPCI |
研究概要 |
失感情傾向とは自分の感情を言葉でうまく表現できない傾向であり、欧米の研究では慢性疼痛患者によくみられる心理的傾向だとされる。また、痛みに対する認知や対処も慢性疼痛症状と相関しているとされる。本研究では、失感情傾向や痛みへの認知や対処が慢性疼痛症状とどのように関連しているかについて、わが国の慢性疼痛患者を対象に質問紙調査を行った。主な知見は(1)失感情傾向は痛みの感覚要素および感情要素や痛みによる生活障害、抑うつと相関する、(2)失感情傾向は、痛みへの対処の影響を統計学的に除外しても、抑うつや生活障害と相関するなどであった。
|