研究課題/領域番号 |
20530788
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 神戸女子大学 |
研究代表者 |
中村 隆文 神戸女子大学, 文学部, 教授 (20288260)
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研究分担者 |
今井 修平 神戸女子大学, 文学部, 教授 (00131540)
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連携研究者 |
菊池 城司 吉備国際大学, 社会学部, 教授 (00027963)
井上 義和 関西国際大学, 人間科学部, 准教授 (10324592)
井上 好人 金沢星稜大学, 人間科学部, 准教授 (30319032)
加藤 善子 信州大学, 全学教育機構, 講師 (90434969)
冨岡 勝 近畿大学, 教職教育部, 准教授 (50303798)
末冨 芳 日本大学, 文理学部, 准教授 (40363296)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 教育社会学 / 歴史 / 中等教育 / データベース |
研究概要 |
神戸一中の個票データベースの完成により、先行研究である鶴岡中学の共同研究との地域間比較が可能となった。地方都市(鶴岡中)と比較することにより、近代都市(神戸一中)としての中等教育機関の社会的機能が明らかになった。神戸一中の個票データを分析することにより、近代都市における神戸一中の利用層は士族ではなく、平民が学校を積極的に戦略的に利用していたことを証明することができたのである。さらに我々は戦前における旧来型の中学校モデルと近代的中学校モデルの併存、衝突、近代型に収斂するプロセスを明らかにし、教育の担い手としての近代実業層の存在と学校利用戦略を実証した。
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