研究課題/領域番号 |
20540115
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数学一般(含確率論・統計数学)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
関根 順 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (50314399)
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研究協力者 |
貝瀬 秀裕 名古屋大学, 情報科学研究科, 助教 (60377778)
畑 宏明 静岡大学, 教育学部, 助教 (00609290)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | リスク鋭感的ポートフォリオ最適化 / 床制約 / 低下制約 / リスク回避極限 / 微分ゲーム / 長時間大偏差制御 / エルゴード型HJB方程式 / リスク回避的極限 / ロバスト極限 / 大偏差制御 / Wishart型確率過程 / 橋過程 / Kushner-Stratonovic方程式 / 長時間最適投資問題 / リスク鋭感的制御 / 最大値過程 / 最適停止問題 / 確率フィルタリング / Information-based asset pricin / 長時間ポートフォリオ最適化 / ポートフォリオインシュランス / アメリカ型OBPI / ダイナミックプロテクション |
研究概要 |
(1)長時間リスク鋭感的ポートフォリオ最適化問題をいわゆる床制約や一般化した低下制約を設けて一般的な市場モデルの下で考察し、最適解の特徴付けを行い、最適解を計算した。(2)同様の問題を線形ガウス型ファクターモデルを用いて取り扱い、リスク回避的設定下で、最適戦略の候補が最適で無くなる場合にも、代わりに常にnearly optimalな戦略が存在することを示した。(3)リスク回避極限に現れる微分ゲームに関する考察を行い、ゲームの鞍点から漸近的に最適な戦略を構成し、金利リスクの制御に関する結果を得た。
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