研究課題/領域番号 |
20540248
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
石塚 成人 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 准教授 (70251030)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 格子場の理論 / 共鳴状態 / 散乱位相 |
研究概要 |
本研究では、格子QCDにより共鳴状態の性質を調べる方法の確立を目的とし、それに向けρ中間子崩壊の研究を行った。数値計算は二つのクォーク質量(π中間子質量=410MeVと300MeV)のもとで行った。現実のクォーク質量(π中間子質量=140Me)での崩壊幅は、おのおのの計算結果で求めたρππ有効結合定数から評価した。計算結果は、130(18)MeVと152(28)MeVであり、実験値146MeVをよく再現している。これは、本研究での研究手法が、共鳴状態を研究する上で、信頼性のある、実行可能な方法であることを意味する。今後、この方法をρ中間子以外の多くの共鳴状態研究に応用することが期待される。
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