研究課題/領域番号 |
20540257
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
村山 斉 東京大学, 数物連携宇宙研究機構, 特任教授 (20222341)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 素粒子物理 / 加速器実験 / 観測論的宇宙論 / ニュートリノ / 暗黒物質 |
研究概要 |
LHCなどの加速器を使った素粒子実験で粒子の性質(スピン)を決めるため、模型についての理論的な仮定によらない手法を開発、すでにあるTevatronやLEP-IIのデータでも使えるはずであることを示した。地下ではカムランド実験でニュートリノのパラメータを精密に決め、唯一測られていない混合角であるθ13が存在する間接的な徴候を得た。宇宙観測では天球の1/3を超える過去最大(一兆画素以上)のイメージを公表した。そしてその三つに共通の課題である暗黒物質が銀河内で消滅する確率が高くなるメカニズムを発見、その証拠を地下ニュートリノ実験で捕える可能性を指摘した。
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