研究課題/領域番号 |
20540261
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
早川 雅司 名古屋大学, 理学研究科, 准教授 (20270556)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 素粒子理論 / ゲージ理論 / 場の量子論 / 異常磁気能率 / クォーク質量 / QED / 多フレーバ QCD / 高次摂動計算 / 格子ゲージ理論 / conformal dynamics / 素粒子(理論) / レプトンg-2 / Nearly conformal dynamics / クォークの質量の決定 / レプトン異常磁気能率 / 電弱対称性の動的破れ / 格子QCDシミュレーション / 赤外共変不変性 / QCD / クォークの質量 / 微細構造定数 |
研究概要 |
電磁気的な力の量子論(QED)が電子の異常磁気能率に及ぼす効果における10次摂動項の理論計算を完了し、電気的な力の強さを世界最高精度で与えることができた。また、ミュー粒子の異常磁気能率における QED の8次摂動項の数値精度の改善と10次項の計算を完了することによって、将来の実験的不定性に比べて十分小さい理論誤差で QED 補正項の値を得ることができた。QED を格子正則化の下でシミュレーションすることで中間子の質量における QED補正を計算し、現在標準値として参照されているアップ・クォーク、ダウン・クォーク及びストレンジ・クォークの質量の値を提示することができた。電弱対称性の破れを引き起こす上で適切な力学を持つゲージ理論を探求するため、格子ゲージ理論に基づく数値シミュレーションを遂行し、基本表現に属するディラック場を10個を有する SU(3)ゲージ理論がその候補になり得ることを指摘した。
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