研究課題/領域番号 |
20550181
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 高知工業高等専門学校 |
研究代表者 |
安川 雅啓 高知工業高等専門学校, 物質工学科, 准教授 (10332082)
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連携研究者 |
植田 和茂 九州工業大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70302982)
柳 博 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 准教授 (30361794)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 層状ペロブスカイト / スズ酸バリウム / 熱電特性 / セラミックス / BaSnO_3 / 電気伝導率 / ゼーベック係数 / 出力因子 / 熱伝導率 / 性能指数 / 錯体重合法 / 放電プラズマ焼結 |
研究概要 |
層状ペロブスカイト型スズ酸バリウムBa_<n+1>Sn_nO_<3n+1>(n=自然数)を対象として、カチオン置換により電気伝導性を有する固溶体の合成を試み、緻密化したセラミックスの高温熱電特性評価から熱電材料としての可能性を調べた。Ba_2SnO_4(n=1)及びBa_3Sn_2O7(n=2)については、Ba、SnをそれぞれLa、Sbで一部置換した固溶体を作製したが、いずれも絶縁体であった。BaSnO_3(n=∞)については、N型のBa_<1-x>La_xSnO_3セラミックスがx=0.005、1073Kで出力因子4.3×10^<-4>Wm^<-1>K^<-2>、無次元性能指数ZT =0.098の比較的高い値を示すことを見出した。素子化に必要とされるP型のBaSn_<1-x>Co_xO_3セラミックスについても出力因子を明らかにした。
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