研究課題
基盤研究(C)
抄紙機では,長時間の接触回転の結果,ロールに周期的変形が生じてロール系が振動し,製品不良や寿命低下を引き起こす『パターン形成現象』が発生し問題となっている.本研究では,抄紙機で発生する粘弾性変形をともなうパターン形成現象の防止対策として,外部減衰の付与,回転数変動,動吸振器装着およびロール直径比変更による抑制技術について,理論および実験の両面から検討した.その結果,各手法により,パターン形成現象が防止可能であり,最適抑制技術を考案した.
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