研究課題/領域番号 |
20580333
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
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研究機関 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構・畜産草地研究所 |
研究代表者 |
木村 康二 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構・畜産草地研究所, 家畜育種増殖研究チーム, 主任研究員 (50355070)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ウシ / 胚 / インターフェロン / 性 / 転写因子 / インターフェロン・タウ / 性差 / インターフェロンタウ / 遺伝子転写因子 |
研究概要 |
ウシ妊娠認識物質であるインターフェロンタウ(IFNτ)の胚における発現はその性に依存していることが知られている。この特徴的な分泌動態はIFNτ遺伝子の発現を制御している転写因子自体の遺伝子発現の性による違いによって引き起こされているものではなかった。しかしながら、DNAメチル化酵素の一つである、Dnmt3aの遺伝子発現は雌胚に比べ雄胚で有意に高く、また、DNAメチル化酵素阻害剤である5-azadeoxycitidineの培養液への添加により、ウシ胚からのインターフェロンタウ生産の雌雄差が消滅した。以上の結果から、ウシ胚ゲノムDNAのメチル化がこの現象に大きく関与していることが示唆された。
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