研究課題/領域番号 |
20580359
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床獣医学
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研究機関 | 麻布大学 |
研究代表者 |
齋藤 弥代子 麻布大学, 獣医学部, 講師 (80367242)
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研究分担者 |
落合 秀治 麻布大学, 生物科学総合研究所, 講師 (20247307)
水谷 哲也 国立感染症研究所, ウイルス第一部, 主任研究官 (70281681)
前田 健 山口大学, 農学部, 教授 (90284273)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 診断 / 未知のウイルス / 脳炎 / 犬ジステンパーウイルス |
研究概要 |
脳炎罹患犬の脳脊髄液から、日本の野外株以外の犬ジステンパーウイルス(CDV)の遺伝子型が検出された。詳細な解析により特定のワクチンと同一配列であることが確認され、ワクチン株の病原性を再検討する必要性が示唆された。野生動物でのCDV流行地にて捕獲された二匹のタヌキよりCDVの捕獲に成功した。ワクチン株との相同性は86%まで低下しており、今後野生動物からイヌへの感染を注視する必要がある。また同同様の地域におけるネコのCDV抗体価を調べたところ、約12%の陽性率を示した。国内で野生動物から大型ネコ科動物への感染も報告されており、ネコへのCDV感染とその症状は今後注意が必要であることが示された。
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