妊娠の進行に伴う胎盤の組織変化と生体必須物質透過性との関連

• 研究課題/領域番号: 20590136
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 医療系薬学
• 研究機関: 神戸大学
• 研究代表者: 平野 剛 神戸大学, 医学部附属病院, 准教授 (00322826)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: 妊娠 / 胎盤 / 胎児移行性 / 栄養素 / トランスポータ / グルタミン / SNAT3 / トランスポーター / 飲酒 / トランスポーク / アミノ酸

研究概要

妊娠初期の胎盤におけるSNAT3の発現を初めて明らかにするとともに、かつ妊娠の進行に伴って減少していることを見出した。ヒトサイトトロホブラスト細胞から単離培養したSNAT3の発現は、シンシチオトロホブラスト細胞へと分化することによって大きく減少した。
これらの調節機構はグルタミン合成酵素の発現とも深く関連しており、SNAT3は妊娠初期のグルタミン合成に関与し、その供給に重要な役割を果たしていることが示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] In vitro and in vivo antioxidant properties of chlorogenic acid and caffeic acid. (2010)
  • 著者名/発表者名: Sato Y, Itagaki S, Kurokawa T, Ogura J, Kobayashi M, Hirano T, Sugawara M, Iseki K.
  • 雑誌名: International Journal of Pharmaceutics 403(1-2) ページ: 136-138
  • NAID: 120006865272
  • 査読あり
• [雑誌論文] In vitro実験系によるFOLFIRI療法およびmFOLFOX6療法レジメンの有効性およびEGFR発現変動の評価 (2010)
  • 著者名/発表者名: 林えり子、小林正紀、高橋夏子、平野剛、板垣史郎、山田武宏、井関健
  • 雑誌名: 医療薬学 36(12) ページ: 855-862
  • NAID: 130004894747
  • 査読あり
• [雑誌論文] 放射線治療に伴う口腔粘膜障害の予防・軽減効果が期待される物質の探索 (2010)
  • 著者名/発表者名: 板垣史郎、中田千絵、平野剛、鷹野瑠美、笠師久美子、菅原満、高橋夏子、小林正紀、井関健
  • 雑誌名: 医療薬学 36(9) ページ: 696-702
  • 査読あり
• [雑誌論文] In vitro実験系による肺がん化学療法レジメンの抗腫瘍効果の評価 (2010)
  • 著者名/発表者名: 斎藤由起子、平野剛、沖洋充、笠師久美子、菅原満、小林正紀、高橋夏子、板垣史郎、井関健
  • 雑誌名: 医療薬学 36(4) ページ: 220-226
  • NAID: 130004502588
  • 査読あり
• [雑誌論文] ACMIA法で異常高値を示す症例の判別法の検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 植田貴史、山森元博、小野由加里、田中健太、松本久美子、大松秀明、角本幹夫、槇本博雄、平野剛、平井みどり
  • 雑誌名: TDM研究 27(4) ページ: 168-172
  • 査読あり
• [雑誌論文] In vitro and in vivo antioxidant properties of chlorogenic acid and caffeic acid. (2010)
  • 著者名/発表者名: Sato Y, Itagaki S, Kurokawa T, Ogura J, Kobayashi M, Hirano T, Sugawara M, Iseki K.
  • 雑誌名: International Journal of Pharmaceutics 巻: 403(1-2) ページ: 136-138
  • NAID: 120006865272
  • 査読あり
• [雑誌論文] ACMIA法で異常高値を示す症例の判別法の検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 植田貴史、山森元博、小野由加里、田中健太、松本久美子、大松秀明、角本幹夫、槇本博雄、平野剛、平井みどり
  • 雑誌名: TDM研究 巻: 27(4) ページ: 168-172
  • 査読あり
• [雑誌論文] In vitro実験系による肺がん化学療法レジメンの抗腫瘍効果の評価 (2010)
  • 著者名/発表者名: 斎藤由起子、平野剛、沖洋充、笠師久美子、菅原満、小林正紀、高橋夏子、板垣史郎、井関健
  • 雑誌名: 医療薬学 巻: 36(4) ページ: 220-226
  • NAID: 130004502588
  • 査読あり
• [雑誌論文] 放射線治療に伴う口腔粘膜障害の予防・軽減効果が期待される物質の探索 (2010)
  • 著者名/発表者名: 板垣史郎、中田千絵、平野剛、鷹野瑠美、笠師久美子、菅原満、高橋夏子、小林正紀、井関健
  • 雑誌名: 医療薬学 巻: 36(9) ページ: 696-702
  • 査読あり
• [雑誌論文] In vitro実験系によるFOLFIRI療法およびmFOLFOX6療法レジメンの有効性およびEGFR発現変動の評価 (2010)
  • 著者名/発表者名: 林えり子、小林正紀、高橋夏子、平野剛、板垣史郎、山田武宏、井関健
  • 雑誌名: 医療薬学 巻: 36(12) ページ: 855-862
  • NAID: 130004894747
  • 査読あり
• [雑誌論文] Expression and role of SNAT3 in the placenta. (2009)
  • 著者名/発表者名: Yoshioka C., Yasuda S., Kimura F., Kobayashi M., Itagaki S., Hirano T., Iseki K.,
  • 雑誌名: Placenta 30(12) ページ: 1071-1077
  • NAID: 120001788344
  • 査読あり
• [雑誌論文] Response of the ABCG2 promoter in T47D cells and BeWo cells to sex hormone treatment. (2009)
  • 著者名/発表者名: Yasuda S., Kobayashi M., Itagaki S., Hirano T., Iseki K.
  • 雑誌名: Molecular biology reports 36(7) ページ: 1889-1896
  • 査読あり
• [雑誌論文] Response of the ABCG2 promoter in T47D cells and BeWo cells to sex hormone treatment. (2009)
  • 著者名/発表者名: Yasuda S., Kobayashi M., Itagaki S., Hirano T., Iseki K.
  • 雑誌名: Molecular biology reports 第36巻, 第7号 ページ: 1889-1896
  • 査読あり
• [雑誌論文] Expression and role of SNAT3 in the placenta. (2009)
  • 著者名/発表者名: Yoshioka C., Yasuda S., Kimura F., Kobayashi M., Itagaki S., Hirano T., Iseki K.
  • 雑誌名: Placenta 第30巻, 第12号 ページ: 1071-1077
  • NAID: 120001788344
  • 査読あり
• [学会発表] 胎盤栄養素トランスポータに及ぼすエタノールの影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 上野祐太朗、山本和宏、大松秀明、平野剛、平井みどり
  • 学会等名: 日本薬学会第131年会(静岡)
  • 発表場所: ツインメッセ静岡
  • 年月日: 2011-03-29
• [学会発表] 胎盤栄養素トランスポーターに及ぼすエタノールの影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 上野祐太朗、山本和宏、大松秀明、平野剛、平井みどり
  • 学会等名: 日本薬学会第131年会(静岡)
  • 発表場所: ツインメッセ静岡
  • 年月日: 2011-03-29
• [学会発表] 妊娠進行に伴うアミノ酸トランスポータの発現変動評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 吉岡千尋、安田哲、小林正紀、板垣史郎、平野剛、井関健
  • 学会等名: 第23回日本薬物動態学会(熊本)
  • 発表場所: 熊本センターホテル
  • 年月日: 2008-10-30
• [学会発表] 妊娠進行に伴うアミノ酸トランスポータの発現変動評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 吉岡千尋、安田哲、小林正紀、板垣史郎、平野剛、井関健
  • 学会等名: 第23回日本薬物動態学会
  • 発表場所: 熊本センターホテル
  • 年月日: 2008-10-30