研究課題/領域番号 |
20590362
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
南 優子 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (20466676)
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研究分担者 |
野口 雅之 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (00198582)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | OCIAD2 / 肺腺癌 / 腫瘍マーカー / 新規予後関連遺伝子 / 微小浸潤 / 癌 / 卵巣粘液性腫瘍 / 担癌マウス / 微小浸潤癌 / 上皮内癌 |
研究概要 |
微小浸潤肺腺癌で高発現している遺伝子OCIA domain containing 2(OCIAD2)の蛋白特異的な合成ペプチドによるウサギポリクローナル抗体を作成し、小型肺腺癌133例、卵巣粘液性腫瘍118例を用い免疫染色を行った。肺癌ではOCIAD2の発現と予後の間に相関は見られなかったが、正常肺組織ではほとんど発現を見ないのに対し、多くの腫瘍細胞で発現がみられたためOCIAD2の発現は腫瘍特異的と考えた。卵巣粘液性腫瘍ではOCIAD2の陽性率は腫瘍の組織型(悪性度)との間に有意な相関がみられ、組織学的に乳頭状増殖部位や間質浸潤部位に、強い陽性像が認められた。卵巣粘液癌では腹水や血清中にOCIAD2 の分泌があると予想されるので、その濃度測定系を作る目的で、卵巣粘液性腫瘍由来の細胞株をヌードマウスに移植し、その腫瘍を採取しOCIAD2の発現を確認した。
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