研究課題/領域番号 |
20590514
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
熊本 一朗 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 教授 (40225230)
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研究分担者 |
村永 文学 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (00325812)
宇都 由美子 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 准教授 (50223582)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 患者シミュレータ / 医療面接 / 生涯教育 / シミュレーション教育 / 地域連携 / 医学推論 / 臨床医学教育 / 医用データ管理システム / テキストマイニング |
研究概要 |
本研究において、我々は医学生および医師の生涯教育用の、医療面接技法及び鑑別診断の批判的吟味の教育に有用なツールとなる、患者シミュレータを開発した。開発した患者シミュレータは、「医師の信頼度」をパラメータして保持し、医学生が理想的と言われている手順で医療面接を行うと、患者の医師の信頼度が上がるようにした。医学生の質問に対する患者シミュレータの返答は、「医師の信頼度」に応じて変化させ、医学生に医療面接手順の誤りを気付かせるようにした。採点方法は、診断に関するものについては想定疾患および鑑別診断全てを網羅した場合に満点とし、医療面接技法に関するものは、減点方式で評価するようにした。我々は6年次医学生のクリニカルクラークシップにおいて、本システムを活用した実習型教育を行った。患者シミュレータを体験した多くの学生が積極的に実習に取り組み、医師と患者のコミュニケーションについて深く学べた等と高く評価した。
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