研究課題/領域番号 |
20590605
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
皆本 景子 (2009-2010) 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 助教 (00381012)
上田 厚 (2008) 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 教授 (10040198)
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研究分担者 |
原田 幸一 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (00094029)
魏 長年 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 准教授 (00363523)
皆本 景子 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 助教 (00381012)
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連携研究者 |
上田 厚 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 名誉教授 (10040198)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 社会医学・衛生学 / 職業関連アレルギー / 症例収集 / 感作性物質 / 予防医学 / 産業保健管理 / 症例収集調査 / 呼吸器アレルギー / 皮膚アレルギー / 化学物質過敏症 / 職業関連アレルギーデータベース / 感作性評価 |
研究概要 |
わが国では、業務上疾病として職業性皮膚障害として分類されている症例は限られていて行政による統計は存在しない。郵送による調査での症例収集は有効でなかった。職業関連アレルギーの発生の実態は、疫学的にも正確には把握されていないが、今のところ、医学雑誌で報告された症例報告の蓄積が、いまのところ確実で正確に利用できる情報源である。ドイツでは、皮膚科医と産業医が、行政の報告システムに組み込まれていて、職業性皮膚障害としての統計を基礎にした医学的根拠に基づいて、アレルギー性接触皮膚炎と刺激性接触皮膚炎ともに包括的な予防対策がとられている。 ハウスミョウガ栽培者のアレルギー性接触皮膚炎の原因物質は、脂肪酸であることが示唆されたが、確定はできなかった。揮発性成分のなかでは、β-phellandereneの抗原性が高かった。接触蕁麻疹は、非免疫学的機序によるものである可能性が高い。
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