| 研究課題/領域番号 |
20591032
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(C)
|
| 配分区分 | 補助金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 研究分野 |
神経内科学
|
|---|
| 研究機関 | 東京女子医科大学 |
|---|
研究代表者 |
本多 祥子 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (40287313)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
| 配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
|---|
| キーワード | 臨床神経形態学 / 記憶 / 前海馬台 / ウイルスベクター / GFP / 単一神経細胞 / 軸索 / 内側嗅内野 / 脳梁膨大後部皮質 |
|---|
| 研究概要 |
前海馬台を含む海馬周辺皮質領域は空間認知/場所記憶情報の処理や統合に関与することが知られている。しかしながらこれらの領域の神経結合関係に関する形態学的情報は未だ十分ではない。申請者はこれらの領域の皮質間結合関係、即ち嗅内野、海馬台、脳梁膨大後部皮質等との線維連絡を部位・層レベルで調べてきた。本研究では前海馬台の機能を解明する目的で、GFP発現ウイルスベクター法により前海馬台V層の皮質投射ニューロンを可視化し、単一ニューロンからどの皮質領域に何本の軸索側枝が送られているのかを形態解析した。その結果、前海馬台V層を構成する皮質投射細胞の中には、複数の反回側枝と共に単一もしくは二種類の海馬および海馬周辺皮質領域に軸索側枝を送る、6タイプ以上の皮質投射細胞が存在することが初めて明らかになった。
|
