研究課題/領域番号 |
20591156
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
麦島 秀雄 日本大学, 医学部, 教授 (80183648)
|
研究分担者 |
松本 太郎 日本大学, 医学部, 教授 (50366580)
石毛 美夏 (和田 美夏) 日本大学, 医学部, 助教 (90420950)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 造血幹細胞 / 臍帯血移植 / 脱分化脂肪細胞 / GVHD / 生着不全 / 脂肪細胞 / 造血微小環境 / ストローマ細胞 / 骨芽細胞 / 細胞治療 |
研究概要 |
成熟脂肪細胞に由来する脱分化脂肪細胞(DFAT)の放射線傷害後の骨髄微小環境の再構築能や、ヒト臍帯血造血幹細胞生着に対する作用を検討した。放射線照射により骨髄を傷害したC57BL/6マウスにDFATを静脈内投与したところ、骨髄造血細胞の回復が有意に促進した。また放射線照射を行った免疫不全(NOD-SCID)マウスにヒト臍帯血造血幹細胞とDFATを同時移植したところ、移植4週、12週後の骨髄および末梢血中のヒトCD45陽性血液細胞数は有意に増加した。以上の結果より、DFAT移植は放射線照射後の骨髄造血細胞の回復を促進し、ヒト臍帯血移植における生着率を増加させることが明らかになった。
|