研究課題
基盤研究(C)
臍帯血由来造血幹細胞(HSC)のSCID マウスへの生着は、同一胎児(MHC一致)由来の間葉系幹細胞の同時移植により亢進した。同一胎児由来の両細胞を共培養すると、間葉系幹細胞からのG-CSF(顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子)産生上昇が観察され、これがHSCの増殖促進の一因であると推察できた。正常マウスでは、HSCのMHC class I分子発現量とMHC 拘束性が相関していることも判明した。自己免疫疾患モデルマウスのHSCは発症後MHC不一致の環境下でも増殖できるが、これは、HSC上の神経細胞接着分子(CD56)発現の上昇により獲得された形質であると考えられた。
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