研究課題/領域番号 |
20591313
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
六戸 大樹 弘前大学, 医学部・附属病院, 助手 (50436036)
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研究分担者 |
中野 創 弘前大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (90281922)
松崎 康司 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (50322946)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 皮膚腫瘍 / シグナル伝達 / 細胞増殖 / 分化 / 転移 / 癌 / 分子生物学 / MAPキナーゼ / RNAi |
研究概要 |
SCC培養細胞を用いてRKIPを過剰発現あるいは減少させたが、ERKリン酸化(pERK)レベルは変化せず、細胞増殖能にも変化を与えなかった。SCC症例(原発53例,転移リンパ節11例)の手術検体を用いて、免疫組織化学的に検討した結果、RKIPとpERKの間には有意な関連性は見られなかった。一方、分化度とRKIP発現に注目したところ、高分化型ではRKIPが強陽性となる一方で、未分化型ではRKIP減弱が観察され、RKIP発現と分化度との間に有意な関連性が示された。RKIPの発現を検討することにより、SCCの悪性度や予後を推測できる可能性が示唆された。
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