研究課題/領域番号 |
20591409
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
中込 和幸 鳥取大学, 医学部, 教授 (30198056)
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研究分担者 |
兼子 幸一 鳥取大学, 医学部, 准教授 (50194907)
最上 多美子 鳥取大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80368414)
池澤 聰 鳥取大学, 医学部附属病院, 医員 (30444623)
前田 和久 鳥取大学, 医学部附属病院, 講師 (40283981)
神尾 聡 鳥取大学, 医学部, 助教 (30323588)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 精神科リハビリテーション / 認知矯正療法 / 統合失調症 / 認知機能 / 社会機能 / QOL |
研究概要 |
統合失調症患者62名を対象に、わが国における認知矯正療法(NEAR)の実施可能性と認知機能や社会機能に対する有用性を検討するために、6ヶ月間のオープントライアルを実施した。その結果、中断例は11名であった。認知機能については、言語記憶、作業記憶、語流暢、注意の各領域で、通常治療群に比して介入群で有意な改善効果が認められた。また、介入前後で社会機能、精神症状、QOLのうち身体機能および対人機能に有意な改善が観察された。わが国でもNEARが統合失調症に有用な治療法である可能性が示唆された。
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