研究課題/領域番号 |
20591428
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | (財)神経研究所 |
研究代表者 |
林田 健一 (2010) (財)神経研究所, 研究部, 研究員 (30338933)
杉浦 建生 (2008-2009) (財)神経研究所, 研究部, 研究員 (30378202)
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研究分担者 |
杉浦 建生 財団法人神経研究所, 研究部, 研究員 (30378202)
林田 健一 財団法人神経研究所, 研究部, 研究員 (30338933)
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連携研究者 |
井上 雄一 財団法人神経研究所, 研究部, センター長 (50213179)
岡 靖哲 財団法人神経研究所, 研究部, 研究員 (60419025)
駒田 陽子 財団法人神経研究所, 研究部, 研究員 (40451380)
神林 崇 秋田大学, 医学部, 准教授 (50323150)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ナルコレプシー / 情動脱力発作 / 特発性過眠症 / 事故 / 反復睡眠潜時検査 / 夜間睡眠 / SF36 / 睡眠構造 / 日内変動 / QOL / Epworth sleepiness scale / 覚醒維持薬 / 経頭蓋磁気刺激 / ヒト白血球抗原 / 交通事故 / 治療反応 |
研究概要 |
ナルコレプシーとその類縁疾患における眠気重症度、夜間睡眠構造、治療反応と、疾患カテゴリー、ヒト白血球抗原(HLA)指標、髄液オレキシンとの関係、ならびに対象疾患の生活の質(QOL)について検討した。その結果、ナルコレプシーでの夜間睡眠の分断・浅化は情動脱力発作を有する症例群に典型的であること、眠気重症度とREM 睡眠易発現性は髄液オレキシンの分泌低下と結び付いていること、ナルコレプシー関連疾患では、カテゴリーごとに眠気症状の程度と治療反応性に差があることがわかった。また、過眠症群でのQOLは過眠重症度との関連は乏しく、周囲(家人、職場や学校)との関係ならびに理解度と関連が強いことがわかった。また、過眠症群では治療後もQOLの一定の改善はみられなかった。したがって、本疾患群でのQOL保持には、眠気重症度よりも周囲の理解・サポートが重要であることがわかった。
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