研究課題/領域番号 |
20591570
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
池口 正英 鳥取大学, 医学部, 教授 (20193188)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 食道癌 / 放射線化学療法 / NFκB siRNA / 治療効果 / 副作用 |
研究概要 |
NFκB siRNAによる食道癌の化学療法効果増強作用を検討した。食道癌109例の免疫染色では、NFκB発現は60%の症例の癌細胞核に認め、癌の進行と相関した。進行度II,III68例の検討では、NFκB陽性例の予後は不良であった。培養癌細胞ではNFκBは細胞質に発現したが、刺激因子TNF-αを添加後にNFκBは細胞質から核へ移行し、5-Fu治療に抵抗した。これにNFκBsiRNAを作用させると癌細胞の増殖は抑制され、NFκBsiRNAの臨床応用への可能性を示唆した。
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