研究課題
基盤研究(C)
laminin-332 blocking抗体を食道癌細胞株に添付すると、Akt活性が抑制され、細胞株の浸潤能が低下した。逆に、精製laminin-332を添付すると、Akt 活性が上昇し、浸潤能が増加した。このことにより、laminin-332がAkt経路を介して食道癌の悪性度に寄与することが示された。Akt経路の中で、mTORは極めて重要なmoleculeであり、分子標的治療のtargetとして注目されている。よって、我々はmTORに着目して、研究を進めることとした。mTOR活性食道癌は、非活性食道癌に比べて有意に予後が不良であり、食道癌においてもmTOR が治療の標的になりえることが示唆された。現在、我々はRAD001(mTOR阻害剤)を用いたassayを進めており、近々発表予定である。
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