研究課題
基盤研究(C)
大腸癌の前がん病変である腺腫は、その肉眼的形態の特徴からpolypoid type(PT)とlaterally spreading tumor(LST)に分かれる。LSTの形態学的特徴に正常粘膜細胞に置き換わるように腺腫細胞が増殖し、その極性が保たれたまま腺腫化することにある。PTでは腺腫の時期からType IV collagenの消失などの極性の消失が始まることが示唆されたが、LSTでは腺腫内癌でも比較的維持されていることが示された。一方aPKC発現はLSTの腺腫、腺腫内癌では弱く、PTでは強く発現することから、極性の変化に伴ってその発現強度を増すことが示唆された。
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