研究課題/領域番号 |
20591694
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
小笠原 邦昭 岩手医科大学, 医学部, 教授 (00305989)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 脳血管障害学 / 頚動脈内膜剥離術 / 過灌流 / 高次脳機能障害 / フリーラジカル / 頸部頸動脈狭窄症 / 内膜剥離術 |
研究概要 |
本研究では、頸部頸動脈狭窄症に対する内膜剥離術中に頸静脈球部から持続的に頭蓋内からの静脈血をサンプリングし、1)電子共鳴スピン共鳴装置を用いて直接的にフリーラジカルを測定し、その発生量と術後過灌流および高次脳機能障害との間の関連を明らかにする。さらに、2)フリーラジカルスカベンジャーであるエダラボンを遮断前投与し、フリーラジカルの消去の程度と術後過灌流および高次脳機能障害の発生抑制とに関連があるかどうかを明らかにすることを目的とする。1)については、頸動脈遮断中の脳虚血の程度に比例してフリーラジカル反応が起こり、フリーラジカル反応の程度が一定量を超えると術後過灌流および高次脳機能障害が出現する事を証明した。2)についてはエダラボン非投与群に比してエダラボン投与群でフリーラジカル反応の程度が有意に軽くなることが認められた。
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