研究課題/領域番号 |
20591950
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
村上 明弘 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (70379965)
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研究分担者 |
縄田 修吾 山口大学, 医学部付属病院, 准教授 (60294625)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | SCC抗原 / carbonyl reductase (CR) / 予後判定 / carbonyl reductase / がんの浸潤・転移 / 分子標的治療 / 癌の浸潤・転移 / 癌の予後診断 |
研究概要 |
SCC抗原の結合分子としてcarbonyl reductase (CR)を同定した。CR遺伝子の導入によって機能解析を行った結果、CRの発現抑制により細胞形態は線維芽細胞様に変化し、MMPの発現、細胞浸潤能および移動能は亢進した。一方、CRの過剰発現ではMMPの発現は抑制された。子宮頸部扁平上皮癌でCRの発現パターンを解析した結果、CRの発現低下パターンでは骨盤リンパ節転移と有意の相関を認め、無進行生存と全生存は有意に低下していた。以上より、CRの発現低下は癌の進展に促進的に働き、予後不良となることが考えられる。
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