研究課題/領域番号 |
20591986
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
脇坂 浩之 愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (30304611)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ベル麻痺 / HSV-1 / 電子顕微鏡 / HDV-1 / ルートエントリーゾーン / 中枢感染 / 顔面神経核 |
研究概要 |
初感染顔面神経麻痺モデルにおける免疫組織化学では、膝神経節、顔面神経下行脚部、顔面神経核の3部位が顔面神経におけるウイルス増殖部位であると考えられ、電子顕微鏡による検討でもこれらの部位にウイルス増殖を認めたため、この3部位がウイルスの潜伏、再活性化に関与しうる部位であると考えられた。一方、再活性化顔面神経マウスモデルでは、免疫組織化学では、膝神経節、顔面神経核の2部位が顔面神経におけるウイルス増殖部位であると考えられ、電子顕微鏡による検討でもこれらの部位にウイルス増殖を認めたため、この2部位が再活性化時のウイルス増殖に関与しうる部位であると考えられた。以上のことより、HAV-1再活性化による顔面神経麻痺の責任部位は膝神経節部と顔面神経核と考えられるがその責任の割合について今後の検討が必要である。
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