研究課題/領域番号 |
20592064
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
若林 毅俊 関西医科大学, 医学部, 准教授 (90302421)
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研究分担者 |
小阪 淳 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (40243216)
森 徹自 関西医科大学, 医学部, 講師 (30285043)
木股 敬裕 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (50392345)
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連携研究者 |
山下 修二 岡山大学, 医学部・歯学部付属病院, 医員 (30457220)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 網膜神経節細胞 / 視神経 / 末梢神経移植 / 栄養血管 / 軸索再生 / シュワン細胞 / 組織化学 / 血管つき神経移植 / 微細形態学 / 正中神経 / 神経移植 |
研究概要 |
視覚をになう網膜神経節細胞は、その軸索である視神経が傷害されると軸索を再生できず、細胞死に陥る。一方、切断端に末梢神経片を遊離自家移植することで軸索が再生することが知られていたが、その割合は数%にすぎず、未だ臨床応用が困難な状況であった。我々のグループは末梢神経を栄養血管つきで移植することで網膜神経節細胞の軸索再生を著しく促進出来ることを見いだした。また、再生軸索は組織学的にも正常に近い形態を回復していた。血管付きでの移植は従来の遊離神経移植よりも軸索再生能が高いことが明らかになった。以上から、血管付き神経移植片による視神経の再建は有望な手法であると考えられた。
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