研究課題/領域番号 |
20592197
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
前田 隆史 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 講師 (80324789)
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研究分担者 |
古川 惣平 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (80173524)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | カートデューシン / 骨肉腫細胞 / 増殖 / 遊走 / 浸潤 / ERK1 / 2 / ERK1/2 / p38-MAPK / TGF-beta |
研究概要 |
骨肉腫細胞におけるカートデューシン遺伝子および蛋白の発現を検討したところ、正常骨芽細胞では発現の見られないカートデューシンが、骨肉腫細胞では強く発現していることが明らかになった。続いて骨肉腫細胞に対するカートデューシンの作用を解析した結果、カートデューシンには骨肉腫細胞に対する直接的な増殖促進作用があることが判明した。一方、腫瘍細胞の遊走や浸潤には影響を及ぼさないことも明らかになった。さらに、カートデューシンは骨肉腫細胞のERK1/2キナーゼ経路を活性化することが分かった。以上の結果から、カートデューシンはERK1/2キナーゼシグナル伝達経路を介して骨肉腫の増殖進展に関わっていることが示唆された。
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