研究概要 |
本研究は,経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を受けた急性心筋梗塞患者(AMI)と同年代の健常者の二群を対象に入浴時の循環動態を評価した。入浴は湯温40℃で,浸水深度は第4肋間の高さとし,動作はゆっくり,浴槽に入る前にかけ湯を行う,入浴所要時間は15分間という条件で実施した。その結果,血圧,自律神経活動,VAS,Borg指数は二群間に有意差はなく本研究で採用した入浴条件は安全であることを確認した。しかし,AMI患者16名中3名にPVCがLown分類でGrade2に該当し,LVEFが40~49%にあることが共通していた。
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