研究課題/領域番号 |
20612001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
量子ビーム
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
日出 富士雄 東北大学, 電子光理学研究センター, 助教 (60292207)
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研究分担者 |
濱 広幸 東北大学, 電子光理学研究センター, 教授 (70198795)
河合 正之 東北大学, 電子光理学研究センター, 准教授 (60374899)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 電子シンクロトロン / テラヘルツ光源 / 高調波空洞 / 加速器 / テラヘルツ / 電子線 |
研究概要 |
低エネルギーの電子シンクロトロンに高調波空洞を適用することで電子ビームの短バンチ化をはかり、これによりテラヘルツ帯での大強度のコヒーレント放射光源への実用化を見据えて、縦方向ビームダイナミクスについての理解を深めることを目的として研究を行った。東北大学電子光理学研究センター(旧原子核理学研究施設)にある1. 2 GeV電子シンクロトロン(STBリング)において実証試験のための準備を進めるとともに、マクロパーティクルモデルを用いたトラッキングシミュレーションによる評価を行い、原理的には観測可能な強度のコヒーレント放射が得られる見込みを得ることができた。しかしモデルの不定性も大きいため、今後の展望として、測定データを取り込んだより詳細な評価を検討している。更に実証試験を進めるにあたり必要となる改善項目として、複合機能型電磁石を用いて6極磁場をSTBリングに導入することで、ヘッドテール不安定性を抑制することも、今後の展開として検討が進められている。
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