研究課題
若手研究(B)
コンドロイチン硫酸(CS)は、神経細胞の接着や突起伸展を制御している細胞外糖鎖分子である。本研究では、神経幹細胞の接着や分化を変化させるCS糖鎖構造と、その作用分子機構について検討した。その結果、CS-E構造を多く含有する糖鎖分子が、培養神経幹細胞の細胞接着性を著しく変化させることを見出した。さらに、CS-E構造により接着性の変化した細胞では、主要組織適合抗原クラスI(MHC-I)やある種のケモカインなどでmRNAの発現上昇が認められた。
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J Neurosci 28
ページ: 10460-10471
J Neurosci 28(42)
http://www.kurume-u.ac.jp/med/phram/index.html