研究課題/領域番号 |
20700396
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
伊勢 裕彦 東京工業大学, フロンティア研究センター, 特任講師 (10324253)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 薬物輸送システム / N-アセチルグルコサミン / レクチン / 糖鎖高分子 / ビメンチン / デスミン |
研究概要 |
申請者は、GlcNAc含有糖鎖高分子を用いることで心筋細胞や血管平滑筋細胞がN-アセチルグルコサミン(GlcNAc)に対して高い相互作用を有することを見出した。このことから、これらの細胞がGlcNAcに対する細胞表面レクチンを発現していることが考えられた。そこで、このGlcNAc糖鎖高分子を用いた心血管組織の傷害部位への薬物輸送システムの開発を試みた。GlcNAc糖鎖高分子をコートしたリポソームを作製し、心筋細胞への相互作用を検討したところ、高い相互作用と取り込みが観察された。以上のことからGlcNAcコーティングリポソームを用いた心血管組織の傷害部位への薬物輸送システムの開発が期待された。
|