研究課題
若手研究(B)
近年、賃金制度の方向性に関して、「ヒト」基準か「仕事」基準かという切り口で論じられることが多い。だが、「仕事」基準賃金の多義性が、「仕事」基準賃金の議論のすれ違いや、意義の確認・課題解決に向けた共通認識の醸成を妨げている。また、外資系企業A社の事例から、賃金の公平性・透明性・納得性を担保するためには、賃金支払基準が「仕事」かどうか、制度設計や職務分析・職務評価の有無、等の外形に注目するだけでは不十分である可能性が示された。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 図書 (2件)
桜美林エコノミックス(桜美林大学経済学部編) 第56号
ページ: 23-45
40016622769
桜美林大学経済学部編『桜美林エコノミックス』、2009年 第56号