研究課題/領域番号 |
20740072
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎解析学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
藤川 英華 千葉大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (80433788)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | リーマン面 / タイヒミュラー空間 / モジュライ空間 / 複素解析学 / タイヒミュラー空間論 / 擬等角写像 / 写像類群 |
研究概要 |
無限型リーマン面に対する無限次元タイヒミュラー空間の研究のために,その商空間である漸近的タイヒミュラー空間を考察する.リーマン面の擬等角写像類は漸近的タイヒミュラー空間上に漸近的タイヒミュラーモジュラー変換として双正則に作用するが,タイヒミュラー空間の場合とは異なり自明に作用することもある.本研究では漸近的自明写像類群の特徴づけを与えた.さらに,漸近的タイヒミュラーモジュラー群の固定点問題を証明し,漸近的ニールセン実現問題の解答を与えた.
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