研究課題
若手研究(B)
相転位現象などのモデル方程式として知られるAllen-Cahn方程式(双安定反応拡散方程式)において,2つの異なる相の界面は,対応する方程式の解において空間内の狭い範囲で急激に値が変化する遷移層という形状で表現される.本研究では,単独の双安定反応拡散方程式を1次元の数直線上で考え,環境効果として非線形項に導入された空間非斉次性が空間内のある区間上で消えている場合,その区間における遷移層のダイナミクスを与える方程式を導出した.
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Discrete and Continuous Dynamical Systems 26
ページ: 901-921
Discrete and Continuous Dynamical Systems, Series A 26
Discrete and continuous dynamical systems, Supplement 2009
ページ: 516-525
Discrete and Continuous Dynamical Systems supplement
Applicable Analysis (に掲載決定)
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