研究課題
若手研究(B)
電離圏D領域と地表面間を伝搬する人工VLF/LF帯電波の受信信号が、高エネルギー電子の大気への降下によって変調を受ける事を利用して、放射線帯電子の大気降下現象を観測し、そのメカニズムを調査した。ノルウェー・ニーオルセンとカナダ・アサバスカに受信機を設置し、磁気嵐並びにサブストーム時に、高エネルギー電子降下現象の検出に成功した。降下現象の発生領域とタイミングには強い磁気地方時依存性が存在し、磁気圏で励起されるプラズマ波動によって高エネルギー電子に強いピッチ角散乱が生じた事を示す結果が得られた。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (17件) 備考 (3件)
Ann Geophysica 27,6
ページ: 1669-1677
Kyoto Working Papers on Area Studies No.13
ページ: 1-20
120004108301
http://pparc.gp.tohoku.ac.jp/
http://pparc.gp.tohoku.ac.jp/study/instrument/index.html
http://pparc.geophys.tohoku.ac.jp/study/instrument/index.html