研究課題
若手研究(B)
本研究は,腸管出血性大腸菌(EHEC)の病原性遺伝子発現制御において,核様体蛋白質Hhaの制御に関与すると考えられる蛋白質GrlAの作用機構を明らかにする目的で行われた。本研究によって,1)Hha欠損株ではGrlAによる病原性遺伝子の活性化能が抑圧されること,2)GrlAはHhaの発現に影響を与えないこと,3)HhaとGrlAの間で相互作用が検出されないこと,が明らかになった。この結果はHhaに対するGrlAの作用が間接的であり,両者をリンクさせる因子が存在することを示唆している。
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