研究課題/領域番号 |
20790974
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
山本 哲志 日本医科大学, 医学部, 助教 (20453920)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ケラチノサイト増殖因子 / ルミカン / 膵臓癌 / ヒト胎児腎細胞 / 細胞増殖 / プロテオグリカン / ERKシグナル / AKTシグナル |
研究概要 |
ケラチノサイト増殖因子(KGF)とその受容体(KGFR)は膵臓癌の増殖・浸潤に重要な役割を果たしている。培養膵臓癌細胞にリコンビナントKGFを投与すると、濃度依存的に膵臓癌細胞の増殖が進行し、それに関連してERKやp38といったMAPKが活性化された。一方、プロテオグリカンの一つであるルミカンの膵臓癌における発現量を調節したところ、ルミカンの発現量と細胞増殖及びERKの活性化に正の相関関係が認められた。KGFとKGFRの結合の安定化にはプロテオグリカンが必要なことから、ルミカンはKGF/KGFR系の活性化を制御することで膵臓癌の増殖を制御している可能性が考えられた。
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