研究課題
若手研究(B)
従来のin vitro樹立パクリタキセル耐性株よりむしろin vivo樹立パクリタキセル耐性株の方が臨床の再発癌に認める亢進した悪性度を反映した、より適切で忠実なモデルであることが示唆された。このin vivoで特異的に発現する薬剤耐性機構には、腫瘍細胞自身の感受性の変化のみならず腫瘍と宿主間質組織間の相互作用が関与していると思われた。このようなin vivoで発現する薬剤耐性機構を明らかにすることは、パクリタキセルを主剤とした化学療法後に再発する薬剤耐性を獲得した卵巣癌の予防と克服に臨床上極めて重要であろう。
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International Journal of Gynecological Cancer. 19(5)
ページ: 838-43
International Journal of Gynecological Cancer (In press)