研究課題/領域番号 |
20791170
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
矢内原 臨 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (20349624)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 婦人科腫瘍学 / 卵巣癌 / 遺伝子発現 / 予後予測 / 遺伝子発現解析 |
研究概要 |
腫瘍局所の免疫機構は癌の発生・進展に大きく関わる。本研究では、上皮性卵巣癌における免疫関連遺伝子発現を解析し、腫瘍局所免疫と臨床病理学的因子との関与を明らかにすることを目的とした。免疫関連遺伝子の網羅的発現解析により上皮性卵巣癌の病理組織型を特徴づける発現プロファイルを見いだした。特に明細胞腺癌ではTh2サイトカイン優位の発現パターンを呈し、そのユニークな臨床病態解明の一助と成りうる可能性が示唆された。また、12種の免疫関連遺伝子の発現プロファイルが漿液性腺癌における患者予後と相関することが明らかとなり、予後予測可能な発現プロファイル構築の可能性が示唆された。
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