研究課題/領域番号 |
20791283
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
榛村 真智子 (冨田 真智子) 東京歯科大学, 歯学部, 助教 (80385244)
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連携研究者 |
川北 哲也 慶応義塾大学, 医学部, 講師 (50408308)
比嘉 一成 慶応義塾大学, 医学部 (60398782)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 遷延性角膜上皮欠損 / 前駆細胞 / 角膜上皮 / 神経栄養欠乏性角膜上皮欠損 / 創傷治癒 |
研究概要 |
家兎角膜に金属リングを縫着することで、角膜上皮の創傷治癒モデルが作成可能か検討した.角膜輪部から隔離されたリング内の上皮はリング移植6ヶ月後においても存在した。さらに、リング内に上皮欠損を作成したところ、上皮化は上皮欠損の面積が増えるに伴って上皮化回数が減少する傾向が観察された.リング内の上皮のコロニー形成能については、5週間後でも約8%のCFEを維持していた。また、金属リングを移植した角膜の知覚は正常角膜の約1/9である6ミリにまで減少しており、リング内においてはほとんどβIII-チューブリンの陽性像を観察することが出来なかった。以上のことからリングを使うことで創傷治癒モデルとして有用であり、神経栄養性角膜上皮欠損モデルとしても有用であることが示唆された。
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