研究課題
若手研究(B)
本研究より、Wnt5aは受容体Ror2を介して破骨細胞の分化と成熟破骨細胞による骨吸収機能を調節することが明らかとなった。また、骨芽細胞だけでなく破骨細胞が発現するWnt5aが骨吸収活性に作用する可能性が示唆された。作製したGST-sRor2は、Wnt5aのデコイ受容体として機能し、RANKLが誘導する破骨細胞形成と吸収窩形成を抑制することが明らかとなった。以上の結果より、Wnt5aは炎症性骨吸収を伴う歯周疾患に対する治療の標的になりうる可能性が示唆された。
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Nano Lett 9(4)
ページ: 1406-13
Nano Letters (印刷中)
http://www.mdu.ac.jp/laboratory/research_contents/index.html